ゴンドラとロープウェイの違いをわかりやすく解説！旅行前にチェックしておきたい方へ

ゴンドラとロープウェイの違いをわかりやすく解説

ゴンドラとロープウェイの違いをわかりやすく解説していきます。

• ゴンドラとは何か
• ロープウェイとは何か
• 構造や仕組みの違い
• 運行方式の違い
• 使われる場所の違い

それでは、それぞれの違いについて詳しく見ていきましょう！

ゴンドラとは何か

ゴンドラとは、ケーブルで吊られた複数の小型キャビンが連続して移動する乗り物です。

スキー場や観光地でよく見かけるタイプで、数人から10人ほどが乗れる小さな箱型の車両が連なって動いています。

特徴的なのは、途切れなく循環して動いていること。一定間隔で次のキャビンが来るので、待ち時間が少ないのがメリットです。

ドアの自動開閉機能が付いていて、ゆっくり減速して乗降するのが一般的ですね。

個室感があって、プライベート空間を保ちながら乗れるので、家族連れやカップルにも人気です！

ロープウェイとは何か

ロープウェイは、2つの駅の間を往復する大型キャビンタイプの乗り物です。

ケーブルに吊り下げられている点はゴンドラと同じですが、ロープウェイは一度に多くの人が乗れる大型のキャビンが1～2台だけで運行されています。

駅で全員が乗ってから動き出し、目的地まで一気に移動するスタイルなので、発車時刻が決まっていたり、待ち時間が長くなることもあります。

観光地や山岳地帯など、長距離や高低差の大きい場所に設置されることが多く、景色を楽しむのにもぴったりなんですよ。

「山の上まで行くならロープウェイだね！」って感じで、スケール感のある乗り物です！

構造や仕組みの違い

ゴンドラとロープウェイは、見た目は似ていても実は構造に大きな違いがあります。

ゴンドラは「循環式」というタイプで、常にキャビンがロープ上を巡回しています。

ロープは一方向にグルグル回っていて、その上に複数のキャビンが等間隔で取り付けられているんです。

一方、ロープウェイは「交走式」と呼ばれる構造で、支柱の上を張られたロープに大きなキャビンがぶら下がり、片道ずつ往復します。

支柱の設置間隔もロープウェイのほうが広くて、山の間を長距離で移動するのに向いていますよ。

運行方式の違い

運行方式の違いも、両者を見分けるポイントです。

ゴンドラは循環運行で、まるで観覧車のようにキャビンが常にぐるぐる動いています。

このため、乗客は好きなタイミングで乗れることが多く、待ち時間が少ないのが魅力ですね。

対してロープウェイは、決まった時間に運行されるケースが多く、発車時間に合わせて待つスタイルです。

1台の定員が大きい分、混雑していると乗るまでに時間がかかることもあります。

使われる場所の違い

どこで使われるかによっても、両者の違いが分かりやすくなります。

ゴンドラは、比較的短距離で高低差の少ない場所に向いていて、スキー場のリフト代わりによく使われます。

また、都市型の観光施設や遊園地など、回転率の良さを重視した場面でも導入されています。

ロープウェイは、標高差が大きかったり、距離が長かったりする場所に適していて、山岳観光やアクセス困難なエリアに設置されていることが多いですね。

たとえば立山黒部アルペンルートや箱根ロープウェイなど、絶景ポイントを結ぶ大型交通手段として大活躍しています！